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円谷英二 金納雅彦

メーサー車
メンデルやウェ-ゲナー、ゴッホのように評価されるべき人が長い間評価されないことがあります。円谷さんもまたそのひとりでした。映画監督は成績優秀なエリートが、その芸術的センスで作るものです。しかし円谷さんはエリートではありませんでした。特撮の第一人者ではありましたが、その地位は低く何十年もの長い下積みが続きました。それでも円谷さんの演出をやりたいという気持ちは強く、どうしたらいい映画が作れるのか、合理的な研究をしていたようです。名作と駄作をどこが違うのか具体的に調べたりもしたでしょう。そして何らかの答えを出したようです。だからこそ昭和29年「ゴジラ」で本格的に演出を任されて15年間、特技監督として誰よりもコンスタントに名作映画を作り続けました。とうとう神様とまで言われ、最後は後継者作りをしていました。私も学歴社会で受験戦争を否定するようなことを書いています。とても評価されるのは難しいでしょう。かご猫のようにゆっくりとホトトギスが鳴くのを待つしかありません。とにかく長生きをしなければなりません。孫子の兵法の臥薪嘗胆です。できれば評価する人が真に合理的であってもらいたいものです。写真は円谷ファンならご存知「サンダ対ガイラ」のメーサー車、2台そろえました。そういえば円谷さんも合理的によく考え長い臥薪嘗胆をした人です。孫子の兵法を理解していたのでしょうか。円谷さんの「キングコング対ゴジラ」という映画で人間がキングコングとゴジラを戦わせ共倒れさせる計略を立てます。最初はゴジラが優勢で、だんだんとキングコングが力をつけ最後はゴジラは生きているか死んでいるかわからず、キングコングは一応勝ったということで古里に帰って行きます。まるで太平洋戦争そのものです。円谷さんは中国が日本とアメリカを戦わせ共倒れさせるために日中戦争を始めたことをわかっていたかもしれません。二虎競食という計略です。しかし円谷さんが軍部に忠告しても相手にされず下手をするとスパイあつかいされたでしょう。

臥薪嘗胆 円谷英二 金納雅彦

画像 017
円谷さんは特撮の第一人者でしたが、その地位は低く何十年もの長い下積みが続きました。昭和29年の「ゴジラ」で初めて本格的に映画監督の仕事を任され、15年間に渡って素晴らしい映画やテレビ作品を作り続けます。円谷さんが孫子の兵法を知っていたのかわかりませんが、長い臥薪嘗胆や合理的によくよく考えること、映画「キングコング対ゴジラ」で日中戦争が日本とアメリカを戦わせる二虎強食の計略だと示唆していることは、もはや偶然とは思えません。映画監督はエリートがやるものだという固定概念を崩した人でもあります。このブログでは円谷さんの作品を中心に特撮作品の名場面やグッズそして音楽などについて紹介していきたいと思います。写真は地底怪獣バラゴンとパゴス、顔は違いますが体は同じ、背びれがキャタピラのように動き地底を突き進むのだそうです。左に見切れているドドンゴも地底から現れました。

メーサー殺獣光線車 金納雅彦

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前も紹介したメーサー殺獣光線車、略してメーサー車「サンダ対ガイラ」に登場したこの超科学兵器は、恐ろしい人食い怪獣ガイラに立ち向かうたのもしい存在です。光線発射シーンは見る者を圧倒してしまいます。映画を観なければ、その迫力はわかりません。私が小学生の時の映画なのですが、父兄同伴でないといけないため唯一観れなかった怪獣映画です。当時はウルトラQやウルトラマンが放映されました。大怪獣ブームのため多くの小学生がこの映画を観に行きました。しかし人を食べるガイラのあまりの恐ろしさに泣き出す子供が続出したそうです。でもこの映画の品の良さのせいか問題にはならなかったようです。

モゲラ ソフトビニール 金納雅彦

画像 101                                  ずいぶん昔、1200円で発売されたソフトビニールのモゲラです。いつでも買えると油断していたら、あっと言う間にどこの店でも売り切れ手に入らなくなってしまいました。あわてて専門店に行ったところ7000円で売っていたので仕方なく買ってしまいました。当時もストレス病で苦しんでいたので、できるだけ働かないようにしていました。金欠病でもあったので7000円は痛かったです。画像 103                  やはりソフビのモゲラでは一番リアルだと思います。映画を観た人ならゾクゾクするはずです。画像 104                   透明のアゴが確認できると思います。もちろん中の俳優さんが外を見るため透明なのです。ミステリアンもロボットだとばれないようにアゴを作ったのでしょうか。いや、そんなはずはありません。どこから見てもロボットです。


円谷さんの編集法 金納雅彦


円谷さんは、どんな映画も編集次第で名作にもなり駄作にもなると考えていたようです。非常に編集に力を入れていたことは間違いありません。フイルムまみれになっている円谷さんを写真で見たことがあります。円谷さんの作品の特徴は落ち着いた雰囲気があることです。私は前に安心感は美感ではないかという仮説を立ててみましたが、映画全体に落ち着いた雰囲気があって名作と言える様な気がします。しかし、あまり落ち着きすぎると退屈なものになってしまいます。つまり落ち着いた雰囲気で退屈させないのが名作の条件だと考えます。円谷さんの作品のカットの長さは、ほとんど5秒前後です。短いカットや長いカットはありますが非常に少なくアクセントとして使っています。カメラワークも少なく、やる時はゆっくりとやり、早い時は最初の映像と最後の映像を動かないようにします。スピードシーンやアクションシーンも落ち着いた雰囲気を守る工夫がされています。飛行機が飛ぶシーンで飛行機を大きく映し背景をゆっくり動かせばスピード感は出ません。しかし飛行機を小さく映し背景をゆっくり動かせばスピード感も出せるし落ち着いた雰囲気も守れます。逆に飛行機を大きく映せば少し早めに背景を動かしても落ち着いた雰囲気を消すことなくスピード感も表現できるのです。他の映画ではスピードシーンやアクションシーンは短いカットを沢山連続させたり、やたらと激しいカメラワークだったりします。こっちを見ろあっちを見ろと命令されてるようで不快ですし、目まぐるしくて表現されているものが伝わってきません。次は円谷さんの素晴らしい空中戦シーンを紹介します。
プロフィール

呉越の戦い

Author:呉越の戦い
金納雅彦 1958年2月20日福岡県に生まれる。中学生時代に無理な勉強をしてストレス病になり、いまだに治りません。しかし様々な経験から合理的に考えることの重大さを知ります。そして明治政府が孫子の兵法に大きく関係していることを発見します。以後、孫子に傾倒し研究を続けています。

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