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西洋医学は宗教である 金納雅彦

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睡眠薬や嘘発見器のように正しく見える理論も、経験的立証がなければ何かを見落とした一方的理論や机上の空論である可能性があります。そして経験的立証があっても、それが何かを見落とした不十分なものであれば、やはり同じことです。これを真の合理主義と言うことはできません。

また麻酔薬のように理論的に説明できないものでも、経験的立証が十分であれば可とする。これは真の合理主義と言えます。

漢方のように経験的な知恵だけでは十分な医療はできませんが、だからと言って経験的なものを迷信として否定すると机上の空論を作り、恐ろしい結果になってしまいます。

西洋医学だけでなく西洋科学さらに西洋の合理主義全てが、机上の空論を崇拝する宗教だと言って過言ではありません。

資本主義は何かを見落とした机上の空論ですが、それに対抗した共産主義も何かを見落とした机上の空論でした。

人間は神ではなく、人間の生み出したもの全ては常に間違っている可能性があります。真の合理主義は、わからないものを素直にわからないと認める謙虚なものであり、知ったかぶりは許されません。つまり権威などあってはならないものです。

それならウェーゲナーも苦しむことはなかったし、悪意のある理論を妄信する人もいなくなります。

己を知れ、身の程を知れ、自らの無知無力を謙虚に認めろという孫子の兵法が真の合理主義だと思います。

もちろん、私の理論も何かを見落とした机上の空論である可能性があるのです。

臨床試験を無視する西洋医学 金納雅彦

西洋医学は臨床試験を無視するか軽視します。なぜなら敵対し迷信として軽蔑する漢方が経験的立証の医療であり、臨床試験も同じ経験的立証だからです。

合理的に考えて正しいものは、実際にやってみてうまくいかなくても気にしない、それが西洋医学を含む西洋の合理主義なのです。

合理的思考を重視する西洋の合理主義を我々は見習わなければなりません。しかし、合理的思考で出された答えが全て正しいとするところに西洋の合理主義は重大な欠陥を持っているのです。

なぜなら合理的思考をするのは神様ではなく、間違いを犯す人間だからです。どんなに合理的に正しく見える理論も、経験的立証が十分でないものは、何かを見落としたか何かを錯覚した一方的理論つまり机上の空論である可能性があるのです。
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経験的立証を軽視する西洋医学ですが、なぜかイギリスだけは臨床試験に力を入れる国です。狂牛病を発見したのもイギリスであり、現在日本だけで大量使用されている睡眠薬の危険性を発信しているのもイギリスです。

アメリカは大国の驕りなのか何も怖がりません。銃も怖がらなければ、狂牛病も怖がりません。睡眠薬の規制もまだ十分ではありません。それでもアメリカの睡眠薬の使用量は日本の使用量の3分の1以下なのです。

イギリスが狂牛病を発見しなければ、今でも狂牛病は原因不明の病気として何の対策も採られず、その犠牲者数は甚大なものになっていたはずです。
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西洋医学が経験的立証を無視して多くの犠牲者が出た例として、白米による脚気が挙げられます。漢方によって脚気の原因は白米とされていましたが、明治時代に西洋医学によって漢方は否定され白米は安全とされました。そのため延べにして100万人以上の犠牲者が出てしまいます。

西洋医学にとって脚気は触れられたくない恥部であり、今でも白米の危険性は問われず、原因不明の死亡の中には脚気によるものがあるようです。
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西洋医学が脚気に対する大失敗を仕方がないものとして全く反省しなかったために睡眠薬という新たな恐怖が現実のものになっています。

白米を食べても睡眠薬を飲んでもすぐに悪い症状は出ません。数ヶ月以上続けて約半数の人に突然悪い症状が現れ命を落とすこともあるのです。睡眠薬による犠牲者数は脚気による犠牲者数をはるかに上回っている可能性があります。

今まで睡眠薬の一ヶ月以上の臨床試験は行われませんでした。長期にわたる臨床試験を行ったのはイギリスだけであり、自殺者や病死者が出ています。

有名人の自殺、病死、事故死、事件死などで原因のはっきりしないものは多く、睡眠薬が原因である可能性があります。睡眠薬がよく処方されるお年寄りの事故が多いことも気になります。

西洋医学を信じ頑固に白米を安全だと主張した森鴎外は一生反省をすることはありませんでした。しかし脚気と同じ二大国民病と言われた結核で死亡しています。これは天罰です。

睡眠薬を頑固に安全だと主張している人も森鴎外のように天罰を受け永遠に汚名を残すことになるのです。

白衣を着れば神様や天使になれるわけではありません。多くの知識で難しく考えさえすれば正しい答えが出るわけではないのです。

人間はもともと何も知らないのですから馬鹿なのは仕方がありません。しかし自分が馬鹿だと謙虚に認められなくなったときに、その人は本当の馬鹿になってしまうのです。

脚気100万人睡眠薬500万人 金納雅彦

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西洋医学は理論的立証であり、漢方は経験的立証です。

お互いに相手を否定すると全うな医療ができないばかりか暴走が起こり甚大な犠牲者を出すことになります。

明治政府は和魂洋裁を訴えました。そのため西洋医学が取り入れられ、それまでの漢方は迷信として否定されます。さらに仏教も廃仏毀釈として迫害されました。

しかし、明治政府は漢方を否定もしていないし仏教を迫害もしていません。ただ西洋のものを取り入れようという機運に水を差したくないということで仕方なく容認してしまったのです。

日本は西洋の学問も兵法も鵜呑みにしてはならなかったのです。

現在の西洋人は文明人であったローマ人の末裔ではなく、野蛮なゲルマン人つまりバーバリアンの末裔です。野蛮であることを誇りにしている民族なのです。

したがって西洋の学問や兵法は猪突猛進で乱暴です。権威主義と言われるようにプライドが高く、一度正しいと決めたことは、それが間違いだとわかってもなかなか間違いだと認めません。

脚気においても一度白米は安全だと決めてしまうと、白米が危険だという臨床的な証拠があっても、あくまで白米は安全だと主張しました。そのため延べ100万人以上の日本人が苦しみながら死亡します。

睡眠薬においても長期的な臨床試験がないのに一度安全だと判断されると、どれだけ患者が被害を訴えても睡眠薬が悪いのではなく患者の方が悪いことにされてしまいます。睡眠薬を乱用したのではないかと疑われてしまうのです。

睡眠薬を服用していた人が死亡すると睡眠薬を乱用していないのに乱用していたと疑われたくないので、睡眠薬を服用していたことが隠されてしまうことがあるのです。

睡眠薬によって地獄の苦しみの中、延べ500万人以上の日本人が死亡しています。これはあくまで控えめな数字です。

中世ヨーロッパではペストによって全人口の3分の1が死亡しましたが、あくまで原因不明とされ不潔なのが原因だとなかなか認めませんでした。

日本でも睡眠薬によって全人口の半分が死亡しても、あくまで睡眠薬は安全だと主張されるのかもしれません。

孫子の兵法で己を知れと言うように本当の合理主義はプライドを捨て、自らの間違いや無知を謙虚に認め、もっと小回りが効くものでなければならないのです。
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私は睡眠薬を飲む前は白衣を見ると神様か天使に見えましたが、今では悪魔にしか見えません。

睡眠薬による日本人犠牲者は1000万人 金納雅彦

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明治時代、漢方の経験的立証により脚気の原因は白米であることはわかっていました。しかし西洋医学は経験に頼る漢方を迷信だと決め付け、白米は安全だと断定します。

そのため明治から大正にかけ脚気が大流行します。脚気による心不全で毎年数万人が50年以上にわたって死亡したのです。延べ100万人以上が死亡したことになります。

さらに明治時代の子供の死亡率が異常に高く、これも脚気が原因だと言われており、脚気による死亡者は延べ数百万人なのかもしれません。

この脚気の恐ろしい悲劇が現在さらに大規模に睡眠薬によって起きているのです。

西洋医学は漢方のような経験的なものを否定します。しかし経験的なものを否定するということは臨床試験や患者の声さえも否定することになりかねません。

実際、西洋医学では一ヶ月以上の臨床試験が行われることはほとんどありません。しかし脚気は白米ばかりを数ヶ月食べ続けて初めて悪い症状が起こり、睡眠薬も数ヶ月以上飲み続けて初めて悪い症状が起きるのです。

ベンゾと呼ばれる現在の睡眠薬は一度に大量に飲んでも死なないことから、長期服用しても大丈夫だと錯覚して使用されているのです。

実際は睡眠薬を一ヶ月以上使用している人の半数近くに悪い症状が現れ重篤な場合死亡します。苦しみに耐えられず自殺したり、心不全で死亡したり、事故や事件を起こして死亡することもあります。

この世に何も見落とさない、そして何も錯覚しない人間はいません。その人間がどんなに合理的に考えても出た答えが正しいとは限らないのです。長期にわたる臨床試験、そして十分な経験的立証があって初めて正しいということになります。

ベンゾと呼ばれる現在の睡眠薬は50年ほど前から使われており、日本だけで毎年数十万人が死亡していると思われます。つまり延べ1000万人以上が死亡している可能性があるのです。

明治時代の脚気に対する失敗を全く反省しなかったために起こったことです。

日本人は睡眠薬の恐ろしさを証明したイギリスの長期にわたる臨床試験を、下等で野蛮なゲルマン人のやることだと見下しているのです。どちらが下等なのでしょうか。
プロフィール

呉越の戦い

Author:呉越の戦い
金納雅彦 1958年2月20日福岡県に生まれる。中学生時代に無理な勉強をしてストレス病になり、いまだに治りません。しかし様々な経験から合理的に考えることの重大さを知ります。そして明治政府が孫子の兵法に大きく関係していることを発見します。以後、孫子に傾倒し研究を続けています。

「弱者の味方 孫子の兵法 」 簡単でよくわかる
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