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空城の計 金納雅彦


だいぶ孫子の兵法から脱線し愚痴を言いましたが、戦争では計略を立て敵をだまし、外交では信頼を勝ち取り仲間をふやすのが孫子の兵法です。戦争において明治政府は常に計略を考え敵の計略を恐れました。しかし昭和の日本は計略は姑息で臆病者の考えることだと、あまり計略を立てず敵の計略も恐れませんでした。したがって中国の計略にかかり、そしてアメリカの計略にかかり、勝てる戦いを負ける戦いにしてしまいました。計略の基本は、奇襲、待ち伏せ、挟み撃ちですが、他にも負けたふりをして敵を罠に誘い込んだり、臆病なふりをしていきなり襲い掛かったり、敵の武将に手紙を送り仲間割れをさせたり、寝返りを誘ったり、発明の力で有利な状況にしたりと手品の数だけ計略もあるのかもしれません。こういう恐ろしい計略が多くあるため、それを逆手にとり空城の計が成立します。三国志では諸葛孔明、日本では徳川家康が武田信玄相手にやりました。敵が攻めてきたとき、どうぞ入って下さいと城門を開く計略です。凡人はうまい話があると、すぐとびつき財産をだまし取られたりします。だから名軍師は、うまい話があると何かの罠ではないかと恐れるものなのです。はったりの可能性もありますが、もし罠にかかったら、いい笑いものです。武田信玄も実際怖かったはずです。せっかくの勝ち戦で一か八かの賭けはしてはならないのです。信玄でなかったら城に攻め込み家康の首を取ったでしょうが、そのように敵の計略を怖がらない者はとうからず敵の計略にかかり滅びてしまうのです。すべての人が孫子の兵法を理解すれば戦争は非常に危険な賭けでしかありません。やはり外交で相手が感動するようなことをやり、城を攻めず心を攻め平和共存を確立する。これが孫子の兵法でいう真の勝利なのでしょう。

      

人間の目的 金納雅彦

ゲッツアチャンス
これまで書いたように15才でストレス病になってから私の人生は悲惨なものになってしまいました。青春も何もあったものじゃありません。いったい何のために生きているのだろうと思いました。私は、わからないことは素直にわからないと認めて、わかるまで考えることにしていたので、この際、人間は何のために生きているのか徹底的に考えることにしました。幸福のために生きていると言えば間違いないでしょうが、幸福とは何かと言えばまたわからなくなります。そこで仮定法を使ってみました。勝手に答えを決め、あとからそれが正しいかどうか証明するわけです。人間は身を守るために生きているのではないかと考えてみました。まさかと思いました。それだけのために生きているわけがない。しかし、それならそうと証明すべきではないかと思いました。身を守ることと関係ないとに言える欲がひとつでもあれば証明できます。征服欲これは危険な敵をなくそうとしているのですから関係がないとは言えません。名声欲これも名声があれば大事にされるでしょう。食欲がなければ身を守ることはできません。性欲は深い仲間関係をつくれば助け合い守りあうことができます。睡眠欲も身を守る休息と考えられます。服も体温調節ができますし、家も雨風、外敵から身を守れます。金銭欲これもお金がなければ身を守ることはできません。人は美を好みます。力強いものに美を感じます。力があれば身が守られます。か弱いものにも美を感じます。これは相対的に自分が守られているということです。カラフルなものに美を感じます。これも見えないものが見えれば身が守られます。最後に犠牲欲を考えました。愛する人のため、多くの人のため自分を犠牲にするものです。絶望だけで犠牲になるのでしょうか。いや何か暖かいものを求めています。ついに身を守ることと関係のない欲があったと思いました。しかし、よく考えると犠牲欲があれば自分が助けられることもあるわけです。やはりこれも身を守ることと関係があります。人は大きな危険から逃れると大喜びすることがあります。もしかすると安心感の延長に幸福感があるのかも知れません。形のない安心感を幸福感、形のある安心感を美感と呼んでいるのかもしれません。

私の大失態 金納雅彦

心霊写真
私は高校生の時、陸上の試合のため初めてワンマンバスに乗ることになりました。料金の払い方がわからなかったのですが、人がやるのを見ながら多分こうだろうと思い知ったかぶりをしてしまいました。料金箱にお札を入れてしまったのです。運転手は必死でお札を取り出します。散々怒られ、まわりからも笑われてしまいました。今思い出しても恥ずかしい限りです。絶対真似をしないで下さい。しかし、この経験は、知ったかぶりはいけない、わからないことは素直にわからないと認め、わかってから行動しなければならないという教訓を与えてくれました。孫子の兵法でも「利あらざれば動かず」と言います。よくよく考え、これならうまくいくとわかって始めて行動しなければなりません。これより私は、わからないことはわからないと認め、わかるまで考える。そして、それでもわからなければ恥を覚悟で教えを請うという考え方になりました。風林火山とは軍隊は心をひとつにして命令どうり動いたり止まったりしろという意味だと言われますが、もうひとつ、よくよく考え答えが出てから行動しろ、それまでは林のごとく静かに山のごとく動くなということでしょう。ウサギとカメの話のようにウサギは走るのは速いのですが、時々止まってじっとしてしまいます。この行動が風林火山に合うので脱兎のごとしという表現があるのでしょう。

知的能力 金納雅彦

心霊写真
三国志で水鏡先生が言ったように知的能力は考える力と憶える力に大きく分けられます。考える力は本来誰でも平等にあるのですが、考えることで成功するとその意欲は大きくなります。考える力のある人は謙虚さがあります。わからないことを素直にわからないと認め、わかったふりをしません。孫子の己を知れということです。わかったふりをするとそこで考えることは終わってしまいます。わからないことをわからないと認め、わかるまで何十年でも考える根気が必要です。憶える力のある人はその記憶力にものを言わせ、わかっていないのにわかったふりをする人が多いようです。部品が多すぎるとなかなか組み立てられないように、知識も多すぎると考えがまとまらなくなります。したがって考える力のある人は必要以上のことを憶えません。知能指数の高い人より一般の主婦や小さな会社の社長さんが大きな利益を生む発明をしたりするものです。考える力のある人で思い浮かぶのが手品師です。実際、第二次大戦で手品師が作戦を立てドイツ軍をおおいに苦しめたそうです。憶える力つまり学力は非常に個人差があり、そのため受験戦争が起きます。本当に勉強するしないで学力は決まるのでしょうか。私は中学の時、偉くなるのを諦め勉強を頑張るのを止めました。そして程々に勉強を始めたとたん、どんどん成績が上がっていった経験があります。いわゆる無欲の勝利、背水の陣です。諦めることでストレスをおこさないようにしストレスのおこりにくい体質にする。これが学力を上げる方法かもしれません。私は当時なぜ自分の成績が上がったのかわかりませんでした。その後、油断し成績が下がり、取り戻そうと半年間必死で勉強をしました。そして気づいたら強迫性障害というストレス病になっていました。運が悪いのか、自分が悪いのか、私の学業とスポーツは散々な結果に終わってしまいました。

運動能力 金納雅彦

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私は高校2年まで陸上短距離100mの選手でした。中学の時も苦しい練習を毎日何時間もやっていたのですが、一年で0.3秒記録を縮めるのがやっとでした。これではオリンピックなど夢の夢だと思い、思い切って自分で考えた練習をしてみることにしました。今までは筋肉と循環器を同時に鍛えていたのがまずかったのではと思い、筋肉だけを鍛える練習を考え練習時間も一日30分だけにし一年間続けてみました。そして試合に出ると1秒記録が縮まりました。今まで負けていた選手にも勝てるようになりました。考えることの重大さを知った最初の出来事でした。しかし課題が残りました。私はスタートや前半は速いのですが、後半は遅くなります。しかも予選、準決、決勝に進むにつれて記録が悪くなります。自分には筋肉の持久力がないのだと思い様々な仮説を立て考えながら練習を続けました。そして出た結論は、強くなるためには全力を出さねばならない。全力を出すためには苦しんではならないというものです。苦しいと感じたら体がブレーキをかけている状態で全力のつもりでも実際は全力ではありません。無駄な練習なのです。そして私がレース後半遅くなるのは持久力がないからではなくペース配分をしていないからなのです。人間が全力疾走できる距離は限られています。100mでもペース配分は必要なのです。加速度を上げるためスタートは全力でいいのですが、その後はゴールまで無理のない速さに調節しなければなりません。よく黒人選手が後半ゆっくり走るのは、ふざけているのではありません。ペース配分を考えてのことです。日本人のように最初から最後まで全力で走れば疲れがたまり決勝では勝てないのです。黒人選手は自由思想が強く自分で自由に考え納得した練習をやっています。それに比べ日本人は何も考えず根性だけで練習しています。これは孫子の兵法にも反することです。私は自由に自分の考えた練習をするために高校2年で陸上部をやめてしまいました。大学に入ったら、また陸上部に入るつもりでしたが、ストレス病のため成績は下がる一方、進学は無理でした。この時、孫子の兵法をわかっていたら、こんな馬鹿なことはしなかったでしょう。
プロフィール

呉越の戦い

Author:呉越の戦い
金納雅彦 1958年2月20日福岡県に生まれる。中学生時代に無理な勉強をしてストレス病になり、いまだに治りません。しかし様々な経験から合理的に考えることの重大さを知ります。そして明治政府が孫子の兵法に大きく関係していることを発見します。以後、孫子に傾倒し研究を続けています。

「弱者の味方 孫子の兵法 」 簡単でよくわかる
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