FC2ブログ

常識を守る学者くつがえす戦略家 金納雅彦

B-sezc3VIAEr6Km.jpg
憶えることに力を入れる人を学者、考えることに力を入れる人を戦略家と定義します。

戦略家として思い浮かぶ職業は詐欺師と手品師です。詐欺師は、まるで職業であるかのようにまかり通っています。しかし、優秀な戦略家は犯罪を犯しません。犯罪を犯すのは世界を敵に回す行為だからです。

怖いものを怖がり、怖くないものを怖がらないのが優秀な戦略家の条件です。武田信玄が、情けは味方仇は敵と言ったように、優秀な戦略家はできるだけ味方を作り、できるだけ敵を作りません。

優秀な戦略家や名軍師が仕える君主を裏切ったことはありません。君主を裏切るのも世界を敵に回す行為だからです。しかし君主から見ると、もし名軍師に裏切られたらひとたまりもないと遠ざけたり殺したりします。

劉備玄徳と諸葛孔明は水魚の交わりで最後まで信頼関係がありましたが、劉備の子劉禅は孔明が裏切るのではないかと心配し、勝ち戦さをしている孔明を二度も呼び戻しました。

手品師も考えることに力を入れる職業です。第二次大戦でイギリスの手品師が連合軍に味方してドイツ軍を大いに苦しめました。その全容は明らかになっておらず軍事機密になっているようです。明らかになっているもののひとつが偽装戦車です。輸送車を戦車に偽装し戦車を輸送車に偽装しアフリカ戦線でドイツ軍を苦しめました。

ノルマンディー上陸作戦が成功したのは写真のような中身が空気の偽装戦車を大量に作り、別の場所から上陸するように見せかけたからでした。偽装戦車の存在を知っているロンメルはヒットラーに進言したようですが聞き入れられませんでした。

アフリカ戦線で使われた偽装戦車がヨーロッパ戦線で使われないわけはありません。ドイツ軍が撃破したシャーマン戦車の大半が偽装戦車だったのかもしれません。これが本当なら軍事機密になるはずです。

本物の戦車1台作る費用で偽装戦車を何十台も作ることができます。中身が空気なら何百台も作れます。これで敵に恐怖を与えたり、囮になって味方の戦車を助けたりと様々な虚虚実実の作戦ができるのですから使わない手はありません。

戦車戦は潰し合いの凄惨なものです。何かの計略がなければ一方的勝利はありません。戦車の弱点は重過ぎることです。戦車しか落ちないような落とし穴を素早く作る重機も必要かもしれません。
300px-Japanese_Aircraft_Carrier_Zuiho.jpg 
仮にイギリスの手品師が日本に味方していたら偽装空母を何隻も作ってアメリカを大いに苦しめたはずです。廃船に本物そっくりの飛行甲板と艦橋をつければ出来上がりです。いや、イギリスの手品師ならアメリカに味方しないわけはありません。偽装空母を作っていたのはアメリカなのかもしれません。

太平洋戦争中のアメリカの空母の増え方は度を越していました。大半が手抜きの偽装空母だったとしても不思議ではありません。これなら窮鼠猫を噛むで日本軍がアメリカ本土に上陸する心配もなくなります。当然、偽装自衛艦もありうるのです。

孫子の兵法では兵は詭道なり、つまり戦争はだまし合いだと言います。言い換えれば戦争は手品だと言えるのです。歴史上の名軍師がやってきたことは、ほとんどが手品だったのです。

信じられない話があると学者は笑い戦略家は微笑みます。信じられない話を学者は頭から否定し聞く耳を持ちませんが、戦略家は興味を持ち、それが本当である可能性を追求します。信じられない話が本当だったという例は山ほどあり、信じられない話だから頭から否定するのは合理的思考ではないのです。

合理主義者の諸葛孔明が占いに興味を持ち研究していたのは当然なのです。私もノストラダムスの大予言に興味を持っています。1999年に人類が核戦争で滅びるという予言は外れましたが、ノストラダムスは嘘の予言をして人を救ったと言う話があります。決闘をしなければならなくなった騎士に必ず決闘に負けて死ぬという予言をし、死ぬ覚悟ができたおかげで、その騎士は決闘に勝つことができたというのです。まるで孫子の兵法の背水の陣を理解しているような話です。

人類が核戦争で滅亡するという予言をすれば、誰も核戦争ができなくなります。自分達も滅びていいから核戦争をやろうと思う人はいないからです。1999年は冷戦が終わり核戦争は起きないと誰もが安心しました。しかし、地震も津波も戦争も流行病も油断した頃にやって来ます。冷戦が終わったことで誰が起こしたかわからないように核戦争をやれば核戦争を起こした国だけが生き残る可能性があったのです。

ノストラダムスの大予言には5月の大地震と書かれてあり、それが何を指すのか謎だったのですが、四川の大地震が予言された月日に起きました。他にも驚くべきことばかりで、まさにアンビリーバブルなのです。

学者が地球は動いているとか大陸は動いているとか信じられない話をすると、同じ学者仲間から笑われ村八分にされ袋叩きにされました。日本だけ大量使用の睡眠薬を危険だと言う学者は袋叩きにされるのです。学者は常識内で考え、戦略家は常識外で考えるのです。

小さなアイデアで大きな変化をもたらす。これが戦略家の醍醐味です。もちろん小さなアイデアだからと言って簡単に生まれるものではありません。小さなアイデアを何百年も誰も気づかないということがあるのです。コロンブスの卵も種明かしをしなければ優秀な学者が何百年研究してもわからないということになります。
111025.jpg 
人間の記憶力は下等動物の記憶力より劣っているという話があります。確かに人間は昨日起きたことも簡単に忘れてしまいます。他の動物はそういうことがなく過去の事をはっきりと憶えているのだそうです。人間は記憶力を手放すことで思考力を手に入れたと言われているのです。

オウムやインコは意味のわからない人間の言葉を正確に憶えることができます。人間が意味のわからない外国語を正確に憶えるのは簡単なことではありません。しかもオウムやインコは頑張ってやっているのではなく遊びでやっているのです。

学歴社会の中、人間は下等動物であることを自慢し威張ってきたのです。人類は昔から何かと理由をつけて上下関係を作り威張ってきました。上下関係を全て否定するのではありません。烏合の衆にならないため仕方なく上下関係は必要です。しかし、それ以外の上下関係は許されません。威張ることを目的にした上下関係など持っての外なのです。

人間ほど弱くて美味しい生き物はありません。人間が天敵である猛獣達から身を守ることができたのは、落とし穴などの仕掛けや弓矢などの武器を作ったからです。これらは記憶力で作られるものではなく思考力で作られるものです。人間が生き残るために必要だったのは記憶力ではなく思考力だったのです。

プロフィール

呉越の戦い

Author:呉越の戦い
金納雅彦 1958年2月20日福岡県に生まれる。中学生時代に無理な勉強をしてストレス病になり、いまだに治りません。しかし様々な経験から合理的に考えることの重大さを知ります。そして明治政府が孫子の兵法に大きく関係していることを発見します。以後、孫子に傾倒し研究を続けています。

ベーシックインカムやパンとサーカスそして元老院制度の実現を願っています。

ベーシックインカムやパンとサーカスを実現しよう 論より証拠やってみよう
最新記事
Translation(自動翻訳)
ナイト2000

きんのうまさひこきんのうまさひこ

カテゴリ 古い順
ツイッターやってます
インスタグラムもやってます
本日の残り時間
消す?
消す?

終わる時は更新ボタンを押してください。
※JavaScriptをONにしないと利用できません。

リンク
カウンター
PikaPika_Atlantis
Present's by
3ET
キラキラ星2
UFOを見たら幸運