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ローマンベーシックインカム 金納雅彦

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かつて人類は生け贄がなければ世の中うまくいかないと信じていました。そして現在も何か犠牲がなければ世の中うまくいかないと信じているのです。

運が悪ければ自殺や餓死をするようにして無理矢理嫌な仕事をさせる社会、そして全国民の生命と生活を保障した上で自由に好きな仕事をさせる社会、どちらが世の中うまくいくのか3分間だけ考えてほしいのです。

もちろん前者は日本の社会、後者は2000年前のローマ帝国の社会です。ベーシックインカムを行えばブラック企業がなくなることは指摘されていますが、日本の勤労者はイヤイヤ仕事をし、ローマ帝国の勤労者はイキイキと仕事をしていました。

残念ながら我々の社会では勤労者のために経営者になる人はいません。それどころかできるだけ低賃金で酷使しようと考えるのが普通です。我々の社会はカルネアデスの板です。つまり人を犠牲にしなければ自分を守ることができないのです。
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このようなやり方でもし金儲けができても安心はできません。餓死しないという保証がないので無限大に金儲けを続けなければならないのです。これは血を吐かせ吐きながら続ける悲しいマラソンなのです。

ローマ帝国ではパンとサーカスによって無償で食料が支給され餓死する人は一人もいませんでした。勤労者は無理に仕事をする必要はなく、好きな仕事をすればよかったのです。全ての職業は高待遇であり、勤労意欲は高く、結果的に経営者も儲かったのです。

ローマ帝国では勤労の義務があるのは奴隷であり、日本の勤労者よりも高待遇でした。さらに10年から20年で奴隷から解放され、ローマの市民権が与えられたのです。

ローマンベーシックインカムによって働く人は楽をして儲かり、働かない人は自由に活動できるので高度な文明を持つことになりました。学問、芸術、技術、発明、スポーツなどあらゆる分野が発展発達したのです。

ローマ帝国の高度な文明は野蛮なゲルマン人により破壊されたため、その全容は現在に伝わってはいないようです。
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我々は共産主義は間違いだと気づきましたが、これで問題が解決したわけではありません。振り出しに戻っただけです。

我々が向かっているのは理想の社会ではなく、間違いなく帝政ロシアであり共産主義なのです。これでは森の中で道に迷い、同じところをぐるぐる回っているようなものです。

ローマ帝国は空前絶後の大繁栄をしました。人類が最も幸福であった時代とも言われます。ローマ帝国はさらに拡大し永遠に続くはずでした。

しかし繁栄しすぎて怖いもの知らずになってしまいました。野蛮なゲルマン人がより野蛮なフン族に虐殺されるのを知り、難民として受け入れてしまったのです。

ローマ帝国は外側には強力な軍隊を持っていましたが、内側には多くのローマ人が平和と幸福を享受していました。野蛮なゲルマン人は獅子身中の虫になってしまったのです。

ゲルマン人は恩を仇で返し、やがてローマ帝国を滅ぼしてしまいます。ひさしを貸して母屋取られるということになりました。
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猫がゲルマン人で犬がローマ人です。パンとサーカスがなくなり文明人だったローマ人はゲルマン人と同じ自給自足の原始生活になりました。やがて少子化が進みローマ人はいつの間にかいなくなってしまいます。

ローマ帝国が滅びるとヨーロッパの人口は激減し、読み書きできる人がいなくなり、詳しい歴史が残っていません。ローマ帝国が滅びて1000年以上にわたりヨーロッパは暗黒時代と呼ばれます。そして現在の西洋人のほとんどがお風呂嫌いのゲルマン人なのです。

ローマ帝国ではこう言われていました。「働かざる者も食うべきだ」パンとサーカスを批判する人は、人は常に苦しまなければならないと考える精神論者であり合理主義者ではないのです。

我々がベーシックインカムを行うとしたら、財産と収入を捨てれば誰でも生活保護が受けられるという形がいいのではないかと思います。

ベーシックインカムでは勤労者もお客様と考える経営者でなければ淘汰されます。低賃金で酷使しようと考える経営者からクレームが来ても、ベーシックインカムが失敗しているのではなく、むしろ成功しているのです。

隷従の帝政ロシアか大繁栄のローマ帝国か、どちらかを選ばなければなりません。
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ローマ帝国の人口は世界人口の3分の1を占めました。しかし巨大な大帝国だったからパンとサーカスができたわけではありません。

ローマ帝国の人口は現在の日本の人口よりも少なかったのです。それでローマ帝国と同じことができないと言うのは、ただダダをこねているだけなのです。

ローマ帝国には勤労感謝の日はありませんでした。感謝するほど勤労はつらくなかったからです。なんとローマ帝国の勤労者は毎日が土曜日だったのです。つまり半ドンです。午前中は働き午後は遊ぶのです。その方がやる気が出るということなのです。

民主主義もコンクリートもローマ帝国で生まれ、ローマ帝国が滅びるとなくなってしまいました。近代になってようやく我々はローマ帝国の猿真似を始めているのです。

もはや和魂洋才ではなく和魂ローマ才です。
プロフィール

呉越の戦い

Author:呉越の戦い
金納雅彦 1958年2月20日福岡県に生まれる。中学生時代に無理な勉強をしてストレス病になり、いまだに治りません。しかし様々な経験から合理的に考えることの重大さを知ります。そして明治政府が孫子の兵法に大きく関係していることを発見します。以後、孫子に傾倒し研究を続けています。

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