敵を知れ 金納雅彦
敵がどれだけ強いのか、どれだけ利口なのか知らなければ戦うわけにはいきません。戦争では命がかかっています。一か八かの賭けは許されないのです。そして明治政府が和魂洋才と言ったように敵を知れには、いいものは敵のものでも見習いまねをしろという意味があります。考える力は誰でも平等に持っており人それぞれ得意なことが違います。誰がいいアイデアを持っているか素晴らしい発見をしているかわかりません。徳川家康は大阪城の攻め方を豊臣秀吉に教わったそうです。また著作権や発明の権利は大事なのですが、あくまで弱者保護のためのものです。それに世のため人のためになるような素晴らしい発見やアイデアは目安箱のように登録し多くの人に見てもらう制度が必要だと思います。写真は船首に窓のシービュー号、日本でもつくって下さい。