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睡眠薬の副作用で2回自殺を決意 金納雅彦

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私は小学生のときは、2年間ひどいいじめを受けました。中学生のときは無理な勉強を長期間やって、重いストレスの病気になり、いまだに治りません。私の人生は苦しいものでしたが、自殺を考えたことはありませんでした。しかし、睡眠薬を服用しての1年間、私は2回自殺を決意しました。それほど睡眠薬は私にとって恐ろしいものでした。

1年前の夏、私は月1回精神科に通院していました。たまに眠れないことがあるので、少しでもストレスの病気がよくなればと、軽い気持ちで睡眠薬を飲むことにしました。そのとき医師からは何の注意もありませんでした。睡眠薬で眠れましたが、少しいやな感じがしました。

2~3ヶ月後、明らかに体調が悪くなってきました。全身が苦しくだるいのです。食欲や空腹感がありません。いつの間にか少食になってしまいます。排便も困難になり下剤が効かず浣腸が必要になりました。精神的ストレスも強くなり、テレビ、音楽、ゲーム等がつらくて楽しめません。長く続けたこのブログも、つらくて中止してしまいました。外に出ると歩くのがやっとというよりは、まともに歩けません。長く歩くのは無理です。地獄のようです。生活保護を受けてなかったら、この時点で何もできず飢え死にしたかもしれません。

変更した薬は睡眠薬だけだったので、睡眠薬をネットで調べてみました。すると睡眠薬には様々な副作用があり、特にうつ病などのストレス病患者には、食欲不振などの重い副作用が起こることがある。これによる自殺者も多く、アメリカやイギリスでは大きな訴訟が起きている。しかし睡眠薬が危険だというはっきりとした証拠がないということで敗訴し、今でも睡眠薬は安全な薬として使われていると書いてあります。

日本でも、ほとんど危険だとわかっているのに、危険だというはっきりとした証拠はないとして、いつまでも使われ続けた危険な血液製剤がありました。明治時代も脚気の原因は白米だと漢方ではわかっていたのですが、西洋医学ははっきりとした科学的証拠がないとして、これを否定します。そのため白米は好まれ多くの人が特に何万もの陸軍兵士が脚気で苦しみ死亡します。

西洋の合理主義は権威主義です。わからないことを謙虚にわからないと認めません。白か黒かデジタル式に一方的な論理で決めてしまいます。
それに比べ孫子の兵法の合理主義は、己を知れですから、わからないことは謙虚にわからないと認めます。小さな危険性でも認めます。あらゆる可能性を認めた上で考えます。対処もケースバイケースで合理的です。命に関わるようなことなら、たとえ取り越し苦労であっても安全策をとります。名軍師の司馬忠達や武田信玄が空城の計を恐れたのもそのためです。

危険性があっても、危険だというはっきりとした証拠がなければ危険性はなく安全であるというのは、明らかに間違った論理ですが、西洋ではこれが真の合理主義であり科学であると信じて疑いません。よほどの石頭か思考力ゼロです。

確かに有罪なら有罪というはっきりとした証拠が必要ですが、無罪なら無罪というはっきりとした証拠が必要です。どちらの証拠もなければ、可能性がある疑いがあるという答えの、白でもない黒でもない灰色判決があってもいいと思います。
灰色は灰色、白でも黒でもありません。これを無理矢理、白黒決めてしまうと大きな間違いを犯してしまうのです。

とにかく私は睡眠薬の服用を中止しました。ところが随分あとで知らされたのですが、睡眠薬を急に中止すると重い不眠症になるのです。
そのとうり2週間全く眠れません。2週間眠れないと幻聴が聞こえてきます。変な音楽がエンドレスでいつまでも聞こえます。これはまずいと睡眠薬を飲んだのですが、副作用が怖いので、睡眠薬でない眠くなる薬を医師に処方してもらいました。それでも眠れない日が多く眠れても少しの時間です。市販の眠くなる薬は排尿困難になるものばかりで使えません。ハーブも漢方薬も駄目です。

私はある病院に入院しようとしましたが、あっさり断られました。これは自分で治すしかないと必死に物を口に詰め込みました。しかし、食欲不振、排便困難、不眠はひどくなるばかり精神的ストレスも強く、心も体も地獄のようです。こうして時計を見ながら苦しみに耐える日々が数ヶ月続き、とうとう年を越してしまいました。
寒い中、近くではビルの工事が始まり環境は最悪です。私はついに自殺を決意しました。しかし、なかなか怖くてできるものではありません。さらに下で携帯の長電話をする人がどいてくれないこともあって、散々悩んだあげく死よりも苦しみを選びました。

もちろん生やさしい選択ではありません。このままだと、いつどこで倒れても不思議ではありません。私は通院している病院に相談したところ、山奥の病院に入院することになりました。体重を量ったら75キロはあったはずが、60キロ以下になっていました。まともに歩けないはずです。入院中は点滴をしてもらい、規則正しく食事をしました。
睡眠薬でない眠くなる薬をもらいましたが、排尿困難になるものばかりで使えません。おまけに同室者のいびきが凄くて眠れたものではありません。私は1週間で退院することにしました。

それからも食欲不振、排便困難、不眠は続きましたが、必死にカロリーの高いものを口に押し込み、浣腸も必要でした。そのかいあって体重が63キロになり、何とかまともに歩けるようになりました。
しかし眠れません。睡眠薬でない眠くなる薬をいろいろと医師に処方してもらうのですが、なかなか眠れません。
それでも数ヶ月も我慢すれば、副作用はなくなり不眠症も治るだろうと思いました。医師からもそう言われました。でも、それは甘い考えでした。

半年経っても眠れません。体重は何とか増やしたものの不眠症はひどくなるばかり、睡眠薬も効きません。1週間眠れないのは当たり前、とうとう2週間以上眠れなくなりました。世界記録かもしれません。また幻聴が聞こえます。変な音楽がエンドレスでいつまでも聞こえます。手の震えもとまりません。気が狂う前に死ななければと思いました。そして、私は初めて救急車を呼びました。

その結果、私は強力な睡眠薬を飲むことになりました。それでもなかなか眠れません。睡眠薬ですから副作用が出ます。薬を飲んで朝までは落ち着くのですが、それ以外の昼間は地獄の苦しみです。食欲不振も排便困難もひどくなりました。地獄の底を這い回ってでも生きてやろうと、1ヶ月我慢しましたが、外を歩くと全ての人がうらやましく見え自分だけがあの世にいるようです。

ここまで苦しいと頭の中で勝手に知っている歌を歌ってしまいます。これもエンドレスで、やめようとしてもやめられません。この苦しみがあと数日続けば自殺しようと私は再び決意をしてしまいました。

しかし、運が良かったのか睡眠時間が増えてきました。そこで睡眠薬の錠剤をはさみで切り少し量を減らして飲んでみました。すると地獄の苦しみはなくなり、私は自殺をやめることができました。

地獄の苦しみはなくなりましたが、その後、睡眠時間が短くなってしまいました。睡眠薬をいくら飲み続けても量を増やしても駄目です。睡眠薬を飲むとすぐ眠れるのですが、2~3時間ですぐ目が覚めてしまいます。これは睡眠薬の副作用で体が暑くなるせいだと思いました。
そこで思い切って睡眠薬の量を減らしました。すると睡眠時間が少し長くなりました。私はこのまま減薬することに決めました。長く睡眠薬を飲んでいると耐性がついて効かなくなるという恐ろしい話もあります。早く睡眠薬をやめなければなりません。

睡眠薬をやめるには何ヶ月もかけて少しづつ量を減らさなければなりません。睡眠薬の錠剤をはさみで切って少しづつ減らしていくのですが、毎日一喜一憂しながら大変な作業です。眠れなくなれば増やさなければなりません。私の場合ストレスで眠れないこともあるので判断が難しくなります。
こうして微量の睡眠薬で眠れるようになりました。次は睡眠薬なしですが眠れません。また微量の睡眠薬でやりなおしです。

そして、1ヵ月半ほどで睡眠薬なしで眠れるようになりました。ただし睡眠時間は2~3時間です。そのかわり食事後、朝とか昼に眠れることがあります。ただ目が覚めると何時間も体が熱くなります。やはり睡眠薬の副作用のようです。

睡眠薬の副作用は、睡眠薬をやめても長く続きます。一生続くのかもしれません。しかし毎日眠れるので命は助かったかもしれません。寿命は縮んだかもしれませんが、食欲不振も続いていますが、巨大な恐怖のアリ地獄から這い上がれたようです。私の命が助かったのは奇跡だと思います。もし私が自殺をしていたらストレスの病気が原因だとだと判断されたでしょう。つまり睡眠薬の副作用が原因で自殺をした人の実数は、はるかに多いはずです。
私と同じ目にあい苦しみ死んでいる人が多くいると思うと恐ろしいばかりです。

睡眠薬には様々な副作用があり、特にストレス病患者には重い副作用が起こることがあること、そして睡眠薬の服用を急に中止すると、重い不眠症になること、これらが一般常識ではないことは、非情に恐ろしいことであり大きな問題です。
医師も患者も国も睡眠薬の本当の恐ろしさを知らねばなりません。

睡眠薬を飲んで無事だった人もいるでしょうが、睡眠薬はロシアンルーレットだと思います。よほど運のいい人が特攻隊になった覚悟で使ってください。新しい睡眠薬は大丈夫だと言われますが、安全だというはっきりとした証拠はあるのでしょうか。人体実験をたくさんやったとでもいうのでしょうか。

CDやDVDはデジタルですが、きめを細かくすることで限りなくアナログに近づけてあります。つまり目指しているのはアナログなのです。時間をもっとデジタルにしたらどうなるでしょう。何分何秒を消すことになります。つまり1時でなければ2時、2時でなければ3時ということになり大変不便です。これと同じことを今まで科学、医学、裁判はやってきたわけです。

デジタルははっきりしているので正確でアナログは不正確と思われがちですが、逆です。デジタルは不正確でアナログこそ正確なのです。

三国志の水鏡先生や諸葛孔明が言うように、憶える事に優れた学者やエリートが頭がいいとは限らないようです。吉田松陰が育てたのは、学者やエリートではなく、孫子の兵法にもとずく本当の合理主義で考え行動する人間だったのです。

私も外国のように訴訟を起こしたい気持ちですが、日本の裁判所は西洋に勝る石頭です。デジタル式に却下されるでしょう。私は校内暴力や家庭内暴力も年齢に応じた適切な罰を与えるべきだと訴訟を起こしたことがありますが、何十回も却下されました。
丁度「サカキバラ事件」が起きたので少し動きがあったのですが、やはり駄目でした。

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プロフィール

呉越の戦い

Author:呉越の戦い
金納雅彦 1958年2月20日福岡県に生まれる。中学生時代に無理な勉強をしてストレス病になり、いまだに治りません。しかし様々な経験から合理的に考えることの重大さを知ります。そして明治政府が孫子の兵法に大きく関係していることを発見します。以後、孫子に傾倒し研究を続けています。

ベーシックインカムやパンとサーカスそして元老院制度の実現を願っています。

ベーシックインカムやパンとサーカスを実現しよう 論より証拠やってみよう
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